「コーディング規約に従わないコードを検索する」では、あらかじめ用意したコーディング規約に沿って、既存のソースコードをチェックする方法について紹介しました。しかし、行えることはチェックを自動化するところまでです。リストアップされたエラー、警告項目を実際に修正するのは、やはり人間の手で行わなければに委ねなければならないことになってしまいます。 これはとても面倒なことです。こういった単純な作業は、できることならばツールに任せてしまいたいところです。そこで本稿では、Eclipseが標準で備える「コード・フォーマッター」の機能を紹介することにします。「コード・フォーマッター」では、あらかじめコーディングの規則を定めておくことで既存コードの一括整形が可能となります。 操作手順 (1)「コード・フォーマッター」の設定を行う メニューバーから[ウィンドウ]→[設定]を選択すると、「設定」ダイアログが開くの
「CDT」で効率的なC/C++開発を実現する:生産性向上への道 Eclipseで行うC/C++開発(2)(1/4 ページ) 前回は、組み込みソフトウェアの開発にEclipseを利用するメリットおよびEclipseのC/C++開発プラグインの概要を紹介し、Eclipse C/C++開発環境の構築方法について解説しました。 今回はEclipseのC/C++開発用プラグイン「CDT」について、簡単なサンプルアプリケーションを作成しながら解説します。CDTの機能紹介が目的ですので、まずはホスト(Windows)環境をターゲットとした、アプリケーションのコーディング、ビルド、デバッグまでの一連の流れを説明します。CDTとRSEを利用したクロスコンパイル、リモートデバッグについては次回の連載で紹介します。 CDTの概要 それでは早速、Eclipseを起動してみましょう! 前回インストールした、Ecli
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