1月28日、JR東日本の「モバイルSuica」のサービスが始まった(1月28日の記事参照)。詳しくはリポート記事(1月28日の記事参照)に譲るが、日本最大で運用されるFeliCaサービスのおサイフケータイ対応だけに、注目・期待していた読者は多いだろう。しかし、実際にモバイルSuicaを試した人の多くが、利用制限の多さや初期設定の難しさに辟易したのではないだろうか。 モバイルSuicaは今のところ、万人向けのサービスになっていない。それどころか、使い始めるのに労苦と忍耐を要する「狭き門」になっている。 厳しい利用の前提条件 まず、モバイルSuica利用の前提条件が、ハードルが高い。 度々報じられたとおり、モバイルSuicaが利用できるのはJR東日本の適合性試験をクリアーした端末のみ。ドコモのD902iのように最新機種でありながら利用できない端末や、auのW32Sのように当初利用可能とされなが
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