当記事によれば、2018年の東京都への女性の転入超過数は4.8万人となり、男性の転入超過数3.4万人を大きく上回っているとのことだ。転入超過数の男女の差は近年、大きくなっている。 経済学では、都市に人が集まる傾向をソーティングと呼ぶ。都市に人や企業が集まることで、集積の経済の正の外部性が働く。集積の経済は生産性を向上させ、労働者の賃金を上昇させることにもつながる。 都市部の課題として、少子化対策や待機児童の解消などがあるだろう。一方、地方の課題として、高学歴の女性が働くための職場を作ることなども考えられる。 都市部と地方では異なる視点で、異なる対策を打ち出していくことも大切だろう。 当文中では、住みたい自治体の人気度と25の指標を用いて、Rを使ったデータ分析を行うこととしたい。 1. Rでデータ分析する自治体、指標等についてまず、自治体*の人気度については、株式会社リクルート住まいカンパニ
![Rを使った、住みたい自治体の人気度のデータ分析などについて|田代弘治(Kouji Tashiro)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/826a28d7fa092d15f1a7f7effcf53f795f95bbb7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F12549055%2Frectangle_large_type_2_80055db7142a8474a65e8ed2892a5f29.png%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)