日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は5日、いわゆる従軍慰安婦を巡る自らの発言についての見解を、市のホームページ(HP)に掲載した。 5月27日に日本外国特派員協会で記者会見した際に配布したのと同じ資料を掲載。「慰安婦問題を正当化しようという意図は毛頭ない」などと主張している。 一連の発言について、橋下市長はHPで「(市長ではなく)政治家としての考え」と説明しているが、市に多数の意見が寄せられたのを受け、「多くの意見はメディアの報道に基づくもの。発言の真意を正確に伝えたい」として、市のHPに掲載したという。 市によると、寄せられた電話やメールは5日現在で2355件。「女性蔑視だ」などの否定的意見は1169件という。