絵本の読み聞かせやお話会でも、作者の許可がいるの? ボランティア活動をしている人々の疑問に答える「読み聞かせ団体等による著作物の利用について」という手引が、今年5月に公表された。作成したのは絵本の著作者、出版社の4団体で作る児童書四者懇談会。 同会の植村和久座長は、「この数年、ボランティア団体の読み聞かせ運動が盛んになっている。その中で絵本を手書きで拡大したり、紙芝居化する使われ方は嫌だ、という著者も出てきた」と趣旨を説明する。 手引では、そうした活動に使われる絵本にも「作者の著作権がはたらいている」として、もとの絵本を改変したり、実演者に交通費を超える報酬が出る場合などは、ボランティアでも作者の許諾が必要だと、著作権法に沿って詳細に説明している。 利用者から問い合わせが多くなる中で、あくまで「利便性を考えた」はずだった。しかし、窓口の日本書籍出版協会には、数百件の問い合わせが殺到。「読書
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