Concrete CMS の REST API の使い方まとめ
今年リリースされた Concrete CMS 9.2.0 では、ついに REST API が正式にコアにバンドルされました。REST API は2019年にリリースされたバージョン 8.5 でベータ版として登場した機能です。当初は 9.0 での正式リリースを目指して開発が進んでいましたが、9.0 でのリリースは見送りとなりましたので、今回は待望の正式リリースとなりました。本記事では、Concrete CMS の REST API の基本的な使い方をまとめておきます（注：正式リリースを受けて本記事を執筆していますが、8.5までと基本的な使い方は変わっていませんのですでに使っているという方は読み飛ばしてください）。 REST API とは？ Concrete CMS は直感的にコンテンツの登録ができ、ウェブサイトとして表示することができます。Concrete CMS はカスタマイズも容易な設計
当社のフロントエンドコーディング標準技術について
当社はConcrete CMSを用いたWebサイト構築を主な業務としております。また、フロントエンドのみの構築（いわゆるコーディング）のご依頼も承っております。その中で、ご依頼の際に当社が標準的に採用している技術についてご説明する機会は多々ありますが、対外的にまとまって記載したページがこれまでなかったため、こちらのブログにまとめることとしました。ご依頼いただく際の参考にしていただければ幸いです。 CSSフレームワーク 当社ではCSSフレームワークとして Tailwind CSS （テイルウィンド・シーエスエス）を採用しています。Tailwind CSS は、2022年の調査において、直近４年間を通して満足度・興味・利用率の全てで１位を獲得し続けている、現在のフロントエンドデベロッパーから最も支持されているフレームワークです。Microsoft, Google, GitHub, Shopif
ページリストブロックの拡張版 Advanced Page Listアドオン
Concrete CMSに標準搭載されているページリストブロックは、お知らせやブログの一覧を表示するのにとても便利なブロックです。 ページタイプで絞り込みをしたり、並び順を指定できたり、コーポレートサイトなど一覧表示をする場面の多いサイトでは必須ブロックです。 このページリストブロックをさらに拡張したAdvanced Page Listアドオンをご紹介します。 このアドオンは弊社で開発したアドオンです。 拡張機能① キーワード検索フォームの表示 リスト表示にキーワード検索欄を表示することができ、検索機能を使うことができます。 キーワード検索は、1つの単語のみ検索するシングルキーワード検索と、複数の単語を検索できるマルチプルキーワード検索があります。 マルチプルキーワード検索は、AND検索とOR検索にも対応しています。 拡張機能② 属性検索フォームの表示 リスト表にページ属性の検索欄を表示す
Concrete CMSでファイルのダウンロード履歴が確認できるアドオン Macareux File Download Statistics
Concrete CMSにはファイル管理機能が標準で搭載されており、ファイルのアップロードやダウンロード、詳細情報の管理をすることができます。 しかし、ファイルのダウンロード履歴を取得する機能はありませんでした。 ファイルダウンロードの履歴を取得したい場合に活用頂きたいのが、Macareux File Download Statisticsアドオンです。 ダウンロード履歴を表示するブロックが用意されており、ログインユーザーがダウンロードしたファイルの履歴一覧を表示することができます。 また、ログイン中のユーザーがアップロードしたファイルのダウンロード履歴を表示することもできます。 管理画面にもファイルダウンロードの統計レポートを表示できるページが作成されます。 ユーザー、ファイル、期間で絞り込み検索ができ、検索結果をCSVでダウンロードすることも可能です。 ファイルダウンロードの履歴レポー
Concrete CMS と Box の連携 - Macareux Box Connector アドオンの紹介
Concrete CMS バージョン9から追加された「外部ファイルプロバイダ」機能を使うと、CMSと連携した外部システムから、ファイルを直接CMSに取り込むことができます。例えば、以下のような用途が想定されます。 外部のデジタルアセットマネジメント（DAM）で管理しているバナー画像などのアセットデータを直接CMSで利用する。 複数の Concrete CMS サイトを利用している場合に、他の Concrete CMS サイトのファイルマネージャーにアップされているファイルを取り込んで利用する。 Google Drive などのクラウドファイルストレージにアップされている画像を CMS で利用する。 もちろん、外部システムからいったんパソコンにダウンロードして、CMS にアップロードするのと結果的には同じです。しかし、ダウンロードしてしまうと、最新のデータなのかどうかが分かりません。古いアセ
[Concrete CMS 9.0] 機能紹介！「コンテナー」編
先日、正式にリリースされたConcrete CMS バージョン9.0に搭載されたさまざまな新機能や改善点について、定期的に最新情報をお届けしています。 今回は「コンテナー」機能についてご紹介します！ 前回の [Concrete CMS 9.0] 機能紹介！「新しいファイルマネージャー」編 に引き続きの投稿です。 前回までの投稿をまだお読みでない方は、ぜひ合わせてご覧ください！ 「コンテナー」とは？好みのデザインを施したエリアをページに追加するための新しい手段として、「コンテナー」という新機能が追加されました。 新しい「コンテナー」という機能は、これまでレイアウト機能で用いていたようなCSSのグリッドフレームワークに従ってその都度レイアウトを作成するなどというやり方ではなく、いわばページテンプレートのように、予めデザインを施したコンテナー専用のテンプレートを用意しておくことができ、よりデザイ
![[Concrete CMS 9.0] 機能紹介！「コンテナー」編](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8d546e765c9d661c67ecb030dd197bbb407a21d0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages.macareux.co.jp%2F5916%2F3754%2F5816%2Fcontainer_thumbnail.png)
[ConcreteCMS 9.1] 機能紹介！「マルチサイト」編
Concrete CMS バージョン9 に搭載されたさまざまな新機能や改善点について、定期的に最新情報をお届けしています。 今回は「マルチサイトホスティング」についてご紹介します！ 前回の [Concrete CMS 9.0] 機能紹介！「コンテナー」編 に引き続きの投稿です。 前回までの投稿をまだお読みでない方は、ぜひ合わせてご覧ください！ 通常のサイトとマルチサイトの違い 従来のConcrete CMS（concrete5）バージョン8までの標準機能では、1つのConcrete CMSに対して1つのドメインを持つことができます。多言語サイトなどの構築では、メインのドメインに対して/jaや/enなどのディレクトリを分けることで複数のサイトとして運用をしていました。 サブドメインとして運用したい場合は、別途Concrete CMSをインストールする必要がありました。 新しいバージョン9 で
![[ConcreteCMS 9.1] 機能紹介！「マルチサイト」編](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/16c63894a0c193adc61c08e5d65712a57baf4e2c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmacareux.co.jp%2Fapplication%2Ffiles%2F2816%2F5908%2F3514%2FVer9Ji_Neng_Shao_Jie_Yong__maruchisaito.png)
日本語フォーラム統合について
2022年9月13日 日本語フォーラムの、新フォーラムへの統合について 2021年7月に、PortlandLabs が concrete5 からオリジナルの製品名 Concrete CMS に戻した際に、ウェブサイトをリニューアル、そして、フォーラムのシステムも日本語に対応したフォーラムシステム Discourse が導入されました。 日本語におけるフォーラム・コミュニティも Concrete CMS 本体サイトに統合していくことにしました。 新フォーラムでは、日本語もサポートされていること、当サイトのフォーラムも古くなってきていること、スパム投稿も出てきていてリニューアルも必要になってきていること、そもそも、マーケットプレイスで concretecms.com にてユーザー登録は必要であり、当日本語フォーラムでも二重にユーザー登録が必要になることなど総合的に判断し、PortlandLab
Chrome 83 & SSL な concrete5 サイトでブロックの編集ができなくなる問題
2020年5月28日 10:43 初稿 2020年6月5日 20:07 更新 Chrome 83 & SSL な concrete5 サイトでブロック編集不能になる問題について 5/20 (水) 頃にリリースされた Chrome 83.0.4103.61 では、ブロックの編集ができなくなりました。 これは、concrete5 が利用する jQuery Form JS ライブラリで AJAX 通信がキャンセルされてしまうという Chrome のバグのためです。 6/4 早朝に 83.0.4103.97 がリリースされ、問題が解決しました。Chrome を最新版にアップデートすると解決します。 6/5 早朝に concrete5 8.5.3 がリリースされました。旧バージョン Chrome バグの修正パッチが含まれています。 対象 concrete5 5.6.x (以前のバージョンもおそらく対
concrete5 のバージョン管理機能の紹介
concrete5 は動的CMSサイトです。 編集後、公開ボタンをクリックすればゲストユーザーにページが公開されます。しかし、逆を言えば公開ボタンをクリックしない限りゲストユーザーにはページは公開されません。（会員制サイトやイントラサイトなど、サイトの目的によってユーザーが限られてくることもあるかと思いますが、ここでは一般公開サイト前提で話を進めます） 「そもそもなんで編集中はゲストユーザーには見えないの？」 「間違って公開しちゃった！公開前の状態に戻せる？」 これらの疑問はすべてバージョン管理機能で解決できます。 （他のCMSでは更新履歴、ファイルの世代管理、変更履歴 etc... と呼ばれています） バージョン履歴＝ページの保存履歴です concrete5 では、ページを保存するたびにバージョン（保存）履歴が蓄積されていきます。「保存して終了」「変更を保存」「ページを公開」ボタンをクリ
concrete5 で多段階(マルチステップ)ワークフローをやってみよう
ワークフローは concrete5 に標準装備されています。 concrete5 では、1段階(1ステップ)のワークフローを標準装備しており、ページ(原稿)の作成 → 確認 → 公開 をWeb上で完結できます。 いま書いているこのブログ記事もそのワークフローを利用しており、私(moriai)が記事を作成し、担当者に確認・公開してもらっています。 少人数での運用であれば1ステップの運用でも問題はないのですが、運用に携わる人数が増えると各担当者（記事の投稿者、記事内容を確認する担当者、記事内容を承認する担当者、記事の公開を判断する担当者…）の数が増えていき、1ステップでは対応しきれないことがあります。 「concrete5 では1ステップのワークフローしかないから複数の承認が必要な運用は実現できないんでしょう？」 いえいえ、そんなことはありません。 concrete5 は比較的自由度が高い C
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C5J Geolonia Map - Concrete CMS
#413 Atomik テーマでV9新ブロック紹介 - 週刊 Concrete CMS
新機能 Board コンセプト紹介 - Concrete CMS TIPS
Document
#402 英語サイトリニューアル進捗 - 週刊 Concrete CMS
concrete5 のお問い合わせフォームにGoogle reCAPTCHAを設置する
0-102. ウェブサイトとセキュリティ - concrete5 オンライン勉強会 2020 シーズン6
ユーザー属性をかんたんに表示できる User infoアドオンのご紹介
基本ワークフローで可能なパターンの紹介