お客さまによって「メルカリでの評価」の解釈と役割が異なる 國分:フリマアプリ「メルカリ」では、リリース当初から「良い」「普通」「悪い」の3段階評価でした。今回の受取評価システム改善プロジェクトでは、「普通」をなくし、2段階評価にしています。まずは、プロジェクトのきっかけから教えてください。 栗田:大前提として、僕が所属するCXIでは、CSメンバーと連携してお客さまの声を拾い上げ、機能などに実装していくことがおもな仕事です。そのため、定期的にお問い合わせ内容を見ているのですが、受取評価システムに関するものが多かったんです。なかでもたくさん寄せられていたのが「“普通”評価に納得できない」。 そもそも、メルカリでは取引後に多くのお客さまが「良い」と評価する傾向がありました。そのせいか「普通」と評価されたお客さまの多くが「なぜ“良い”じゃないんですか?」となっていたんです。 栗田祐志(CXIチーム