ユーザーの回遊状況を把握する2つの指標アクセス解析ツールには、たいてい見やすいところに「人気ページランキング」が表示されるようになっている。しかし人気ページランキングをいくら丁寧に眺めても、そこからユーザーの回遊行動に関する何か有益な分析結果を導き出すことは至難の業である。 人気ページランキングというのは、指標で言うならページごとのページビュー数だけを多い順に並べて見ているにすぎない。サイトを訪れたユーザーが、どのページをどのように閲覧しているか、すなわちユーザーの回遊行動を把握するには、人気ページランキング(ページビュー数)だけでなく、 1回(セッション、訪問)あたりのページビュー数1人(ユニークユーザー)あたりのセッション数を見てみよう。ページ別、あるいはコンテンツグループ別にページビュー数、セッション数、ユニークユーザー数が把握できるアクセス解析ツールであれば、次のような計算式で計算