セキュリティー対策では、導入した複数のツールで機能が重複していることが少なくない。見直せばコスト削減の余地が生まれる。本特集ではコストの見直し方法を3回に分けて紹介する。第1回は、過去に導入したセキュリティー製品同士で機能が重複しているケースなどを解説する。 セキュリティー対策では多くのツールが使われている。製品の種別としては「ネットワーク/クラウド」や「エンドポイント」を守るもの、「運用」「ID管理」を実現するものなどがある。これに加え「ルール・体制」での対策も不可欠だ。 これらのツールがどのような脅威に対応するかを以下の表に示した。異なるツールで同じような機能があることが分かるだろう。ツールによって得意分野があるものの、うまく重複を排除して効率的なシステム構成に変えればセキュリティーコストを削減できる。 合計7個のコスト削減ノウハウを紹介する。 (1)エンドポイント対策で機能が重複 実
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