1964年にニューヨークで設立された、ラテン音楽専門のレコードレーベル「ファニア・レコード」(Fania Records)が、独立系レーベル/音楽出版社のコンコード・ミュージック(Concord Music)によって買収された。 買収金額は推定3000万ドル(約33億円)。コンコード・ミュージックは3000枚のアルバムおよび8000曲の原盤権と著作権を取得する。 ファニア・レコードは、1970年代で世界的人気を博したサルサやラテン・ジャズ、ブーガルーのアーティストたちの楽曲を数多く保有している。その中にはウィリー・コローン(Willie Colon)、セリア・クルース(Celia Cruz)、エクトル・ラボー(Hector Lavoe)、エディ・パルミエリ(Eddie Palmieri)、ファニア・オールスターズなど、アメリカ音楽史に大きな功績を残した音楽家たちが含まれる。 しかし、コンコ
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