グリーでログ分析システムの開発を行っている一井崇氏からは、「全文検索のちょっとちがった使い方(仮)」と題する発表があった。 グリーにおける数値指標管理では、基本となるデータの総数が「1億キー×最大7年」という膨大な量に上り、さらに時間ごとに増え続けるアプリIDとの組み合わせなども考慮すると、すでに人間の手では管理しきれない状態にある。 同社ではMySQLベースのKVS(Key Value Store)によって、これらのデータを管理しているが、問題はkeyの数が膨大過ぎて必要なkeyを見つけるのが困難になっていることだという。 その解決のためにHadoopやMongoDBを導入するといった選択肢もあるが、同社が取った方法は「key stringを全文検索することで目的のkeyを探す」というものだった。一井氏によれば、グリーの数値指標管理システムの目的を整理すると、以下のようになるという。 や