エジプト・北シナイ県でのモスク襲撃で、負傷者を病院に搬送する人々(2017年11月24日撮影)。(c)AFP/Anadolu Agency 【11月25日 AFP】(更新)エジプトの北シナイ(North Sinai)県で24日、武装集団がモスク(イスラム礼拝所)を爆弾と銃で襲撃した事件は、死亡した信者が少なくとも235人に達し、同国で近年最悪の惨事となった。 現場は同県の県都アリーシュ(El-Arish)から約40キロ西に位置し、イスラム神秘主義者のスーフィー(Sufi)らが多数礼拝に訪れるローダ(Rawda)モスク。当局者らによれば、武装集団は爆弾を爆発させた後、金曜礼拝のために集まっていた信者らに向かって発砲を始めた。 目撃者らの話では、武装集団はモスクを複数台の全地形対応車(ATV)で包囲し、建物の外に爆弾を仕掛けた後、パニックに陥って逃げようとする信者を次々と射殺。さらに、信者らの