ChageとASKAによる音楽デュオ「CHAGE and ASKA」の公式サイト
感謝の気持ちを込めて熱唱するASKAさん=2月10日、東京都新宿区の東京厚生年金会館(ロックダムアーティスツ提供) 全国で施設の廃止や民間への売却が進められている厚生年金会館。全国に先駆け昭和36年にオープンした東京都新宿区の東京厚生年金会館は、大物歌手が若いころに一度は立つ“登竜門”だった。ここに特別な思いを抱き、2月に10日間の特別公演を行ったのがASKAさん(52)だ。最終日の2月26日、20年来のファンをやっている記者(31)が念願の取材に成功、その思いに触れた。(安岡一成)後に知ったすごさ ASKAさんが2月10日から10日間にわたって行った公演は題して「グッバイ&サンキュー東京厚生年金会館−ここにあなたの足跡を−」。タイトルにズバリ表されている、その思い入れはどこからくるのか。会館との出合いから聞いてみた。 「僕ら変なグループでね。コンサートというものは大きなホールでやるものだ
1958年、福岡県生まれ。79年「ひとり咲き」でCHAGE and ASKAとしてデビュー。翌年リリースの「万里の河」がスマッシュヒット。初期から精力的にツアーを重ね、実力派として名を成す。「YAH YAH YAH」などヒット曲多数。「SAY YES」は約300万枚のセールスを記録した。韓国、台湾、シンガポールなどアジアでも人気は高い。光GENJIに提供した「STAR LIGHT」「ガラスの十代」「パラダイス銀河」などでソングライターとしても活躍、87年にはソロデビュー。これまで7枚のアルバムをリリース。09年、CHAGE and ASKAとしては活動を無期限休止。ソロとして精力的に動き続ける。 昨年、CHAGE and ASKAの活動を無期限休止した。 もちろん、過去の否定ではない。 2人にしかできないことはいっぱいあった。 でも2人だとできないことも間違いなくある。 それを今、
ASKAのライヴツアー<ASKA CONCERT TOUR 2009 WALK>が6月25日、NHKホールでツアー本編のファイナルを迎えた(この後、さらにシューティングライヴ、そして7月4日には台北公演が開催される)。アンコールでは、2010年3月末をもって閉館が予定されている東京厚生年金会館で10日間公演を行なうことが、ASKAの東京厚生年金会館への想いとともに自身の口から語られた。 ◆<ASKA CONCERT TOUR 2009 WALK>で熱唱するASKAの大きな画像 今回のライヴは、デビュー30周年を迎えたASKAが、ソロアーティストとして歌っていくスタンスを表現するために<WALK>とタイトル付けられたもの。公演では、2009年2月にリリースされた最新シングル「あなたが泣くことはない」はもちろん、過去にリリースされた「晴天を誉めるなら夕暮れを待て」といったシングル曲、1995年
1979年8月に『ひとり咲き』でデビューして30年。その記念すべき年に無期限の活動休止という大きな決断をくだしたCHAGE and ASKA。そこにいたる葛藤(かっとう)と今の心境、ソロとしての今後、そして2月25日にリリースしたシングル『あなたが泣くことはない』と3月20日から始まる全国ツアーについてASKAに話を聞いた。 ■活動休止ということに関しては、いつぐらいから考えていたんですか? ASKA:“あのできごとが”というような具体的なきっかけは本当に何もないんですよ。ただおたがい50才になって、いろいろ思うところがあったというか。もともとソロシンガーとしてやってたふたりが、ひょんなことから一緒にやるようになって。ふと、ここから先の音楽活動を考えたとき、「もし1人だったら、何にこだわって、どれぐらいのことができるのか。知ってみたいよな、オレたち」って思ったというのが正直な気持ちかもしれ
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