増田と猫に関するonecoilのブックマーク (1)

  • 一六

    人生ではじめてをまじまじと目の真ん前で眺めた日がそのがうちにやってきたちょうどはじめの日で 小さな籠におさまってやってきたはしかしすでに堂々とした体躯で、四国銘菓のような姿で堂々と眠っていたので一六と名づけた 名が音をたてて天井から降ってきて頭にぶつかったような日だと思いながら籠の中で眠るを眺めて眠った いつかどこかで、もしまたなにかあずかり知らぬ縁がありもう一匹が我が家にやってくることがあれば そのときはまだ知らぬ彼か彼女かをタルトと名づけてやろうかともくろんだがその日はとうとうやってこず 一六はただ一匹のただのなんでもない一六のまま14年ここで暮らして去った すとんと切り落としたようなきれいに丸い甘いお菓子のような寝姿を思い出している

    一六
    onecoil
    onecoil 2019/12/24
    好きな文章だ。
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