トルコ・シリアの国境付近で2月6日に起こった大地震。被災地では、現地の赤新月社(イスラム圏の赤十字社)のスタッフやボランティアを中心に、懸命の救援活動が続き、国際的な赤十字のネットワークがそれを支えています。日本赤十字社は、支援の調整を図るため、トルコの首都アンカラと、シリアの首都ダマスカスにそれぞれ職員1名を派遣しています。 現地はいまどのような状況で、何が必要とされているのでしょうか。赤十字の最新の活動とともに、2名からの報告をお伝えします。 トルコ:地震多発国の赤十字社同士として トルコの首都アンカラには、日本赤十字社の芳原みなみ職員が2月13日より滞在し、被害状況の把握や、支援を円滑に進めるための連絡調整を行っています。芳原職員からのレポートです。 〇特に支援が必要な人びとに目を向ける トルコはもともと世界で最も多くの難民を受け入れている国です。370万人以上の難民がいると言われて
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