ジャンル名じゃないし、もともと揶揄だったって聞くし、バズワードにしてははっきりしていて、しかしいざ音楽性を見てみると大抵お洒落なもののちょっと掴みづらい。不思議な言葉、渋谷系。私はリアルタイムでは触れていないし、しかも物心ついた頃にはあったというポスト(もしくはネオ)渋谷系なるタームすら知らなかった。渋谷系の指す範囲が、ピチカート・ファイブ、BRIDGE、シトラス、ニール・アンド・イライザ、Luminous Orange、Buffalo Daughter、advantage Lucy、Cymbals、テイトウワ、スチャダラパー、etc……と、あまりにもとりとめないことに驚いたのを覚えている。 過去、または当時の「リアルタイムの洋楽への参照性が強い」とか、「イカ天・ホコ天へのアンチテーゼ」の部分もあったとか、そういうことを聞いたときに今の音楽で「渋谷系」っぽいと呼ばれるものの多くにはカウンタ
![渋谷系特集 #4「渋谷系以降を聴く」 - 音楽だいすきクラブ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c6bea798d9fcc8a7a2509af03af4fe9720ed6a13/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fo%2Fongakudaisukiclub%2F20140622%2F20140622212627.jpg)