https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1012425280 主語はありません。 「象は鼻が長い。」という文は、日本語という言語には主語は存在しないことを主張するために、三上章氏が使った例文のひとつです。 その趣旨を考えるなら、主語は存在しないのです。 「象の鼻が長いこと」を文にするとき、「象の鼻は長い。」という表現もできますが、「象」を主題にすれば「象は鼻が長い。」という文になります。 「象は」の助詞「は」は、文の題目を示すとともに、助詞「の」を兼務しています。 この「象は鼻が長い。」の文で、文の柱となるものは述語「長い」てあり、「象は」「鼻が」の両文節は、述語に対して同格の修飾語(連用修飾語)であると考えます。 三上文法は、英語・仏語などでの主語・述語の関係を日本語文法に当てはめる無理を批判し、日本語には英語の