Fine Stream は特定のフォルダ内から NTFSの副次ストリームを検索・列挙するツールです。 NTFSの副次ストリーム(名前つきファイルストリーム)は普段は、なかなか目にすることも、使う機械もありませんが、ファイルのプロパティの「概要」タブで設定する情報などはこれを利用しています。 副次ストリームは普通のファイル列挙法では列挙されないためエクスプローラなどでは非可視で、また、その容量すら通常のファイル操作では知ることができません。なので怪しいデータやコードを潜り込ませたり、ディスクを埋め尽くしたり(見た目は 0バイトだけども実は10GBのファイルとか)などということもできてしまいます。 利用者が気づかぬ間に作成された副次ストリームや、どのファイルに作成したか忘れてしまった副次ストリームを、本ツールを利用して検索することができます。