タグ

関連タグで絞り込む (1)

タグの絞り込みを解除

文学に関するono-winのブックマーク (27)

  • 奈落の底の、もうひとつ底 - OjohmbonX

    お姉ちゃん、ねえお姉ちゃん。あなたは天才だよ。きっと誰も彼もがあなたの前で帽子を脱いで、あなたの存在に感謝することになる。私にはわかる。 私はお姉ちゃんの過去の作品をモニターに表示させて見ている。当に誇らしい。一目瞭然という言葉はこの絵のためにあると思う。美しさ、肉感、切なさ、甘さ、全てがお姉ちゃんの絵、この線に結実している。人はただ一瞬それを目にしただけで、全身が武装解除されて気だるくため息をつくことしかできない。 私は当に誇らしい。お姉ちゃんと一緒に、BL同人ユニットを組めるという僥倖。ただそばにいた、私が妹だったからというだけで、誰よりも早くあなたの絵を見られるなんて何事にもかえがたい悦び、たとえば無慈悲な神様に、鋼のカミソリで私の喉をゆっくり切り裂かれるような苦痛と引き換えにしたって余りあるほどの悦びだ。 BL同人ユニット、YOZORA☆NO☆MUKOU。私とお姉ちゃんの、YO

    奈落の底の、もうひとつ底 - OjohmbonX
  • 第四話 鬼ごっこの終わるとき - Pithecanthropus Collectus(蒐集原人)

    第一話「2001年リアル初版探しの旅」 第二話「ゾンビとの鬼ごっこを観る前にブックオフで鬼ごっこ」 第三話「4年越しでリアル初版探しに王手をかけた!」 このところ、古屋のヒマヒマ店主である自分にしては珍しく忙しい日々が続いていた。それは無理もない。マニタ書房はヒマでも、ライター業の仕事が最近増えてきたことと重ねて、亡きの三回忌法要(10/27)、マニタ書房開業一周年記念パーティー(10/28)、トークライブ攻略大博覧会(11/3)、文学フリマ出店(11/4)、古ゲリラ主催(11/10)……といったように、様々なイベントの準備が立て続けにあったからだ。 しかし、古ゲリラを無事に終えたことで、それらの波もいったんは過ぎ去った。まだ、いくつかの連載原稿はあるし、ムックの制作もしている。12/3にはとみさわメインのトークライブも控えている。だから完璧にヒマになったというわけではないが、

    第四話 鬼ごっこの終わるとき - Pithecanthropus Collectus(蒐集原人)
    ono-win
    ono-win 2013/11/13
    リアル鬼ごっこ初版ゲットおめでとうございます。
  • ギャル万葉集 - OjohmbonX

    ツイッターで「#ギャル万葉集」のタグ張って、32首まで詠んでみました。このタグで色んな人が詠みだして、物のギャル歌人まで出て。そんな夢見ながら詠んでたんだけど、自分以外に書く人なくて。あきらめてひとまずこれで終わらせて、5千年後に発掘されたい。 ヤバイっしょ。日焼け止めとか関係ない。アタシのココを黒くするカレ。 アタシだけ ブラックホールにのまれても アタシはマジで すべてに感謝 ギャルサーを、抜けても抜けてもそこは闇 ファミレスにいる アタシはひとり こら重力! アタシのヒザをいじめるな! だんだん地球にめりこむアタシ。 よく聞いて。アタシほんとはギャルじゃない。ただの40の美魔女なのよね。 ちぢれ毛を あつめてカレのこと想う。ほんとはぜんぶアタシのインモウ。 地獄でも カレとだったらパラダイス。つけまでアタシ エンマ殺すよ? フジサンとか アタシの中ではただの山。マジでカレシが世界遺

    ギャル万葉集 - OjohmbonX
  • カフカ「変身」をネット通販風に描く

    ネット通販のページは長い。 人気ランキング、購入者レビュー、メディア紹介実績、訳あり商品の説明、おまけの紹介などが大きい文字で並んでいてとてもわかりやすい。 土着的なネット表現としてひとつの完成形だと思う。ネット通販以外にもあれは応用可能なのではないだろうか。 文学はどうだろう。みんなが知っている短編小説、カフカの「変身」はどうだろうか。 旅回りのセールスマン、グレゴールザムザが朝起きると虫になっている不条理小説である。

  • 福井県出身“覆面作家”芥川賞逃す 3度目候補の舞城王太郎さん 催し・文化 福井のニュース :福井新聞

  • 芥川賞:鹿島田さんら候補に 直木賞は貫井さんら5人

    文学振興会は4日、第147回芥川・直木賞の候補作を発表した。両賞共に5人がノミネート。選考会は17日午後5時から、東京都内で行われる。 芥川賞では、三島由紀夫賞と野間文芸新人賞を受賞している鹿島田真希さんが4回目の候補に挙がった。3回目の舞城(まいじょう)王太郎さんは、素顔や経歴などを明らかにしない、いわゆる「覆面作家」。すでに三島賞等を受賞している実力派だ。候補3回目の戌井昭人(いぬい・あきと)さんと初ノミネートの山下澄人(すみと)さんは、共に劇団主宰。昨年の文学界新人賞を受賞した鈴木善徳(よしのり)さんは、初めて候補に選ばれた。 直木賞はバラエティーに富んだ顔ぶれとなった。初ノミネートは3人。デビュー作で選ばれた宮内悠介さん、候補作ですでに山周五郎賞を受賞している原田マハさん。そして早稲田大在学中の09年にデビューした朝井リョウさんは23歳で、受賞すれば歴代2位の最年少記録となる

    ono-win
    ono-win 2012/07/05
    舞城王太郎三度目の正直なるか。
  • 善き羊飼いの子は羊 - OjohmbonX

    「ハーイ」 かん高い声を聞いて甚六は、ヘーベルハウスを、意識しないまま心の底で一瞬期待しながら振り返るとしかしそれは、イクラちゃんだった。甚六にはまるで分からない。なぜ、いつから、自分の部屋にイクラちゃんがいるのか。 「チャーン」 さらに振り返ると別のイクラちゃんがいた。甚六にはますます分からない。なぜ二人もいるのか。 「ハーイ」「チャーン」「ハーイ」「ハーイ」「チャーン」 ころんころんとイクラちゃんは増えていく。甚六は分からない。どこからイクラちゃんが出てくるのか。なぜこんなにもいるのか。けれどともかく、イクラちゃんはいる。際限なく増えてゆく。増えて、この二階の六畳間はイクラの海になった。しかし考えてみればイクラなんだもの、うじゃうじゃいるのが正しいような気も甚六にはしてくるのだった。 豊饒の海は甚六の膝丈ほどの深さで蠢いている。明るい栗色の細い髪が美しく海面を覆って揺らめいている。 ば

    善き羊飼いの子は羊 - OjohmbonX
  • 芥川賞に選ばれて:言いたいこと、あの夜と今=田中慎弥 - 毎日jp(毎日新聞)

    すでに各メディアで流されたから御存知の方も多いだろうが、一月十七日、私の小説が芥川賞に決まった日の夜、東京でバカな記者会見をした。女優の言葉を引用し、自分がもらって当然と言い、さらに石原慎太郎都知事に言及した。その後のさまざまな報道のされ方の中には、事実と違う部分がかなりある。終わったこととはいうものの、私の知っている範囲の事情を、どうしても書いておきたい。 まず、十七日の会見の段階で私は、石原氏が六日に行った、今度の芥川賞候補作はバカみたい、という発言を全く知らなかった。正確な内容を知ったのは十八日になってからだ。次に、会見内での、もらって当然、都知事と都民のためにもらっといてやる、という言い方は、はっきり言うと最終候補になるずっと前から、もしその時が来たら言ってやろうと準備していたものだった。だから、六日の都知事の発言に田中がかみついた、というのはメディアが勝手に作った図式だ。 もう一

  • 高校生、この青春だらけの生物どもを! - OjohmbonX

    「被害者はバールのようなもので殴られ、」 とニュース番組でアナウンサーが言うのを聞いてユカリは激怒した。私は頭突きで死なせたのに、バールだなんてひどい。そういうわけで、ユカリはさっそくおでこに「バールではない」と油性ペンで書き込んだ。 昨日の朝、学校に遅刻しそうでパンを咥えたまま走っているとユカリは曲がり角で誰かに激突した。舌打ちした後に「殺すぞ」とドスを効かせて吐き捨てた相手は絶好のイケメンだったから慌てて「それか、付き合ってあげてもいいけど……」とユカリはとりなした。しかし男は道に伸びたまま泡を吹いており、折角の提案を聞いていなかった。ユカリは彼を諦めて学校へ急いだ。男はユカリの学校の制服を着ていた。 「みなさんに転校生を紹介します」 女教師は黒板に「大塚英之」と大書きした。 「彼は今朝、死にました。それではみんなで生前の彼を偲びましょう」 女教師はスクリーンを引き下ろし、スライドを

    高校生、この青春だらけの生物どもを! - OjohmbonX
    ono-win
    ono-win 2010/02/16
    最高傑作じゃなかろうか。いや、今までの全部見たわけじゃないから分からんけど。
  • 壁と卵

    http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/26ca7359e6d2d15ba74bcdf9989bee56 村上春樹のイスラエル賞の受賞スピーチが池田信夫ブログに上がっていて、日語訳も作った人がいるんだけど、どれもしっくりこなかったので訳してみた。 〔以下訳〕 だから僕はエルサレムにやってきた。小説家、あるいは嘘つき機として。 小説家だけが嘘をつくわけではない。政治家も嘘をつく(大統領閣下、ごめんなさい)。そして、外交官も。しかし、小説家は他の人たちとは違っている。僕たちは嘘をついたからって咎められたりしない。むしろ賞賛される。そして嘘が大きいほど賞賛も大きくなる。 僕たちのつく嘘と彼らのつく嘘の違いは、僕たちの嘘は真実を表に出す手助けをすることだ。真実のすべてを掴み取ることはとても難しい。だから、僕たちはそれを架空の世界へと映し出す。しかし、僕たちは手始めに

    壁と卵
    ono-win
    ono-win 2009/07/28
    壁と卵
  • 勝間和代十夜 第十夜 - 青色28号

    第十夜 こんな勝間和代を見た。 赤いネオンサインがむこうにうすぼんやりと点っている。色ばかりで光がない。夜かと思うとそうでもないらしい。うしろの空には蒼白い光がながれている。日がくれたのか、夜があけるのかわからない。赤いネオンサインがぢぢぢと音をたてた。おれは人気のまるでない路地の暗がりに立っている。髪はびっしょりぬれて、うなじのあたりからぽたぽたと雫がたれている。足もとの水たまりをのぞきこむとおれの顔かたちがはっきりと見えた。勝間和代の話は上司から何度も聞かされたけれども、自分がその勝間和代になろうとは思いもよらなかった。名うての経済評論家にうまれかわって、こんなところにぼんやりと立っている。黒くぬれたアスファルトの上に立って、どうしていいかわからない。なぜこんなところに置かれたのだか、いったい夢なのだか現なのだか、そんなことはまるでわからない。 そのうちにネオンサインがまたたきはじめた

    勝間和代十夜 第十夜 - 青色28号
    ono-win
    ono-win 2009/06/21
    真実
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    キーボードを、持ち歩く。 久しぶりに、スマホ用のキーボードを使ってブログを書いている。 いくつかキーが壊れてしまっているので買い替えないといけないのだが、壊れるくらいには使い込んでいたんだなと思った。 当時は、今のようにPCを普段から持ち歩くことが少なかったので、出先でもブログ…

    はてなブログ | 無料ブログを作成しよう
  • 酔い(下) - sekibang 1.0

    http://d.hatena.ne.jp/Geheimagent/20090425/p1 http://d.hatena.ne.jp/Geheimagent/20090506/p3 「ラジオでも聴くかい?」 スジコの家まで後数分というところで、彼は助手席に座り、俯いたままでいる女に声をかける。返事はなかった。それでもスジコはあたかも、前に訊ねた言葉など無かったかのように、自分がラジオを聴きたかったからそうしたのだ、とでも言うように、FMのスイッチをオンにした。当は車内に立ち込めた緊張した雰囲気に、奮い立っていたテンションを削がれてしまうことを恐れてのことだった。FMの周波数を示す液晶ディスプレイが受信できる電波を探して、高速で動くのをスジコは視界の隅のほうで確認していた。この沈黙をかき消してくれるなら、なんでも良い、はやく音を、音を。そう願いながら。ディスプレイの数字が止って、チューナ

    酔い(下) - sekibang 1.0
    ono-win
    ono-win 2009/05/18
    シジマールどうしてるのかな
  • ヤホーで調べて - ナイトシフト

    5月10日(日)はれ 今日は母の日だった。おととい、学校でおかあさんの絵をかいたので、おかあさんにあげたら おかあさんは「 ありがとう。 」と言った。ぼくは おとうさんがいないけど、ぜんぜんさびしくないよ。だって、おかあさんがいるからね。おかあさん、いつもありがとう。 *** 「 ただいまー。 」  祖父母が家に来ていたのだが、ユタカが帰ってきたことに誰も気付いていない様子だった。ユタカは挨拶をしようとリビングへ向かうと母のミチコと祖父が話しているのが聞こえてきた。 「 また、ユキヒロさんから連絡があったよ。 」「 いつも通り言ってくれた? 」「 あぁ。ミチコはインドへ行ったきり音信不通だと。 」「 ありがとう。 」「 しかしなあ… 」「 いいの。それでいいのよ。 」 ( えっ…ユキヒロっておとうさんの名前じゃないか…。おとうさんは死んだはずじゃ…。 )  ユタカは動揺していた。 ( それ

    ono-win
    ono-win 2009/05/17
    素敵ッス
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    キーボードを、持ち歩く。 久しぶりに、スマホ用のキーボードを使ってブログを書いている。 いくつかキーが壊れてしまっているので買い替えないといけないのだが、壊れるくらいには使い込んでいたんだなと思った。 当時は、今のようにPCを普段から持ち歩くことが少なかったので、出先でもブログ…

    はてなブログ | 無料ブログを作成しよう
    ono-win
    ono-win 2009/05/14
    引用させていただきました。
  • お前ら、千円札の用意はできたか?文学フリマは明日だぜ! - sekibang 1.0

    かねてから告知を繰返してまいりました、文学フリマでの文芸同人誌『UMA-SHIKA』の販売がいよいよ明日となりました。今回の刊行につきましては、同人の方々からの多大なご協力をいただきました。改めて同人の方々に御礼申し上げます。実のところ、出来上がったは印刷所から直接会場に発送してあるので、まだ完成したモノを私も確認しておりません(だから明日は私もとても楽しみなのです)。預金通帳の残高をマイナスにしながらもを仕上げた歓びを同人の皆様、そしてご来場の皆様と分かち合いたい……! 文芸同人「UMA-SHIKA」の販売ブースはD-26!気になる創刊号のお値段は一冊1000円です。当日は、id:Delete_Allの顔にid:acidtankが根性焼きを入れるというパフォーマンスを予定しております。こちらもとても楽しみですね……。収録作品は以下です。 《小説》存在しない三つの故郷についてのメモワー

    お前ら、千円札の用意はできたか?文学フリマは明日だぜ! - sekibang 1.0
    ono-win
    ono-win 2009/05/09
    何時ごろ行こうかなー
  • 酔い(中) - sekibang 1.0

    『酔い』(上) 藤沢駅北口のミスター・ドーナッツでスジコはアメリカン・コーヒーとフレンチ・クルーラー、それからオールド・ファッションを注文し、窓際の席に座って読みかけののページを開いた。交通量の多い道路に面しているせいか、いつも薄く汚れている窓ガラスから土曜の午前中の陽射しが零れ、数分もすればそれがスジコの左半身を徐々に温めていく。こうして日光を浴びていると、前日記憶を失うまで飲んだアルコールの残滓が体内から消えていくような気がするのだ。パーカーのフード越しに感じる陽の光が、懐かしい人の温もりのようにも感じられるなかで、スジコはアメリカン・コーヒーを何杯もおかわりし、ページをめくっていった。ドストエフスキーの『悪霊』のカバーをかけた江國香織の小説のページを――スジコは、江國香織などの若い女性に人気がある作品に触れることによって、女性の気持ちが分かり、なにかの拍子で女性と仲良くなれるのでは

    酔い(中) - sekibang 1.0
    ono-win
    ono-win 2009/05/09
    一体どんな結末が!
  • 今年の文学フリマはスゴいぜ!こっそりおれも書いてるぜ!! - 未来の蛮族

    ここのところ、大物はてなダイアラーの文学フリマ参戦のニュースが相次いでいますが、実は僕もこっそりパーティーに紛れ込んでいます。今回、ヨグ原ヨグ太郎は、UMA-SHIKAという雑誌で小説を書きました。ちなみにこの雑誌、UMA-SHIKAは、ムチャクチャ面白いですよ。これは、自分が参加しているから言うのではなくて、ほんとうにそうなのです。こんなヤバい代物、今まで読んだことねえヨ……!そんな驚きを与えてくれる作品が幾つも幾つも収められているのです。 《小説》存在しない三つの故郷についてのメモワール(id:Geheimagent) 《小説》デストルクティオン(id:Dirk_Diggler) 《小説》あっちゃんの東京暴動(id:yoghurt) 《小説》マリンパレス(id:acidtank) 《まんが》かえってきた小鳥 おそろいのポシェット(id:ayakomiyamoto) 《小説》FIVE(i

    今年の文学フリマはスゴいぜ!こっそりおれも書いてるぜ!! - 未来の蛮族
    ono-win
    ono-win 2009/05/08
    行かせていただきます
  • 第八回文学フリマへ向けてメールマガジン開始のお知らせ - そこに意味をお与えにならなかったので

    メールマガジンは終了しました。 ありがとうございました。 「第八回文学フリマ」へ向けて、BWNは期間限定のメールマガジンを開始します メールマガジンでは、BWNが制作する創作プロジェクト"QuickResponse"に関する情報をお伝えいたします 当日、文学フリマ会場で公開されるケータイ小説を楽しむのに役立つ、蒲田に関するトリビアをお伝えしたりもします メルマガ登録した読者への特典として、ケータイ小説やテーマソングの先行公開があるかも!? 「第八回文学フリマ」の約1週間前から開始し、当日にも配信しますので、イベント会場でメールを受け取るため携帯電話で登録することをおすすめします QRメールマガジンのために収集した送信先メールアドレスを名簿屋に売ったりしません 飲みにいこうぜ、くらいのことには使うかもしれませんので覚悟してください 「第八回文学フリマ」が終了し、メールマガジン最終号を配信した

    第八回文学フリマへ向けてメールマガジン開始のお知らせ - そこに意味をお与えにならなかったので
    ono-win
    ono-win 2009/05/05
    バックナンバーを見る方法は無いんですか?
  • 酔い(上) - sekibang 1.0

    雨がコンクリートを打つような音でハッとなり、スジコスミオは意識を取り戻す。雨だと思われたのはシャワーから出る水が風呂場の床に吐き出される音で、スジコスミオは自宅の風呂場の椅子に座り、自分がTシャツを着たままシャワーを浴びていることに気がついた。だがなぜか下半身には何も身につけていない――スジコの自由の状態になった下半身にある、異性と契りを交わすための器官は硬く、強く奮い立っていた。まず、スジコはその奮い立つ様子に驚いた。なぜなら彼の股間に備わった、今では肉の串のようになっているそのシロモノは、ここ一年半ほどのあいだずっと“眠った”ままの状態で、小用を足す以外の用途に使えない柔らかな肉の塊に過ぎなかったからだ。ある身体器官としては不全であるとしかいえないその状態に陥った原因をスジコは精神的な理由だ、と人に説明していたが、説明の聞き手からすれば明らかに酒の飲みすぎだった――スジコよりも一回り年

    酔い(上) - sekibang 1.0
    ono-win
    ono-win 2009/04/25
    続きが読みたくなる