Microsoftのジェスチャー入力装置「Kinect」向けのセンサー、カプセル内視鏡、「ぶつからない車」を実現する車載カメラ・システム……。今、世界のエレクトロニクス企業が注目する、これらの先端技術には共通点がある。いずれもイスラエルのベンチャー企業が開発したことだ。なぜ、人口わずか800万人の「中東の小国」イスラエルは先端技術で世界を驚かすことができるのか。イスラエル事情に詳しい、ジャパン21とアイモバイルの代表取締役である加藤充氏が、自らの経験を基に分析する。(日経エレクトロニクス編集部)