これら5つを提示した上で 「だから、融資して欲しい」と伝えていきましょう。 希望する融資や投資してほしい金額はいくらで、何故その金額が必要なのか。 定期的に返済できる額がその時々の予定返済額を上回れる計画になっているか。 これらをしっかりクリアすることが 大切になってきます。 それでもやはり仮定は仮定。 だからこそ客観的に数字で根拠を示していくことが大切なのです。 協力や支援はどこから生まれるか 融資をしてもらう、協力を得る為には相手(相手の持つお金)を動かす理由が必要です。 大きな金額であるほど、返済が長期化するでしょう。 利益を上げ、きちんと返済できる採算性があるかが注目されるでしょう。 そもそも、返済できるまで、お客様や社会に受け入れられ、きちんと事業を継続できるかという点も問題になります。 そして、その投資(融資)がお金だけではないさらなる価値を生む事業なのかという将来性も測られる
銀行員向けのテキストは街でフツーに入手できる 銀行研修社、きんざいなどの出版社から出されている銀行員がその基礎スキルを学ぶための”教科書”は、都心の大手の書店であれば一つのコーナーになるほど多くのものが並んでいます。 融資渉外や財務、税務などの検定の教科書などから信用保証の取り扱い、果てはセールストーク集まで。 それらを読むと、銀行が融資をする際にどんな行動原理で物事を判断しているか、決算書をどの様に見ているのかなどを知る手がかりになるでしょう。 さて、融資を申し込む企業の決算書の中には、融資審査で有利になるよう何らかの粉飾が加えられていることもあります。 それをそのままで判断していては、正しい与信管理ができないので、銀行もそれらの粉飾を見抜き、真の姿に補正をした上で融資可否の判断をしています。 そこで、今回は「銀行員向けの粉飾決算の見抜き方」のテキストから銀行がどんなことに注意しながら会
工藤聡生 銀行、国際会計事務所勤務を経て開業。資金調達、事業計画による業績向上を支援している。早稲田大学政経出身、公認会計士・税理士。 自己資金は多いほど有利です 日本政策金融公庫の創業融資と自治体の制度融資では、自己資金の多寡はとても重視されています。審査では、重点的にチェックされます。 統計的に見ても、借りられる金額は自己資金に比例しています。 自己資金が不足していても、創業計画書の内容がとてもしっかりとしているために、十分な創業資金の融資に成功された経営者はたくさんおられますし、さまざまな工夫により、自己資金扱いとしてもらう資金を膨らませる方法もあります。ただ、自己資金が多いほうが、審査は有利であることは確かです。 日本政策金融公庫の統計データによれば、創業融資の額は平均的には自己資金の3倍弱です。 なんで自己資金は重視されているのでしょうか? 第1に必要資金をすべて借金でまかなった
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