高野: いよいよ今回はFXの特長の一つであるレバレッジについて勉強しましょう。石田さんはレバレッジと言う言葉はご存知ですか? 石田: 経営者の方がレバレッジ経営という言葉を使うのをよく聞きます。他人資本を使うことで自己資本に対する利益率を高めるというような意味ですよね。 高野: おっ、詳しいですね。FXにおけるレバレッジもほぼ同じ意味です。日本語では「テコの原理」とも言いますが、一定の保証金(証拠金)を預けることで、それより大きな取引が出来ることを指しています。保証金というのは説明しましたっけ? 石田: FX取引をするための元手、というような意味ですよね。 高野: 簡単に言えばFX取引の参加料と考えてください。 例えば石田さんが100万円を保証金としてFXの取扱業者である「FXプライム」に預けたとしましょう。これでFX取引が始められるわけですが、この100万円をドルやユーロと交換するわけで