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LACPに関するopen540のブックマーク (3)

  • リンク・アグリゲーションの条件と使い方(下)――LAN構築のテクニック:ITpro

    Step3. ベンダー仕様の相違点 ここまでは,リンク・アグリゲーションに関して規定されている内容を解説した。ここからはベンダーごとに異なる仕様について紹介する。 リンク・アグリゲーションの状態が確立されると,束ねられた複数のポートでデータを送受信する。ポートが複数あるため,決められた負荷分散方式に基づいてフレームを投げ分ける。 ただしIEEE802.3adで標準化された内容の中には,負荷分散に関する具体的な方式は特に記述されていない。そのため,(1)フレームの順序が正しく維持されること,(2)フレームが複製されないこと,の2点が守られることを前提に実装方式は各ベンダーに委ねられている。 ここでは二つ,米Extreme Networks社とCiscoが採用している負荷分散方式について紹介する。 Extremeは,(1)ポートベース,(2)アドレスベース,(3)ラウンドロビンの三つの負荷分散

  • リンク・アグリゲーションの条件と使い方(中)――LAN構築のテクニック:ITpro

    Step2. リンク・アグリゲーションの設定 実際にスイッチやルーターに対してリンク・アグリゲーションを設定する方法は次のようになる。設定方法には,スタティック設定とダイナミック設定の二つがある。両者の違いは,ポートをグループ化するときに「装置間でネゴシエーションするかどうか」である。 スタティック設定は,リンク・アグリゲーションを設定する装置間でネゴシエーションを必要としない方法である。設定方法は,束ねたいスイッチ(もしくはルーター)それぞれにどのポートをグループにするか指定する。設定後にリンクアップ(電源オンの装置同士がケーブルでつながれデータの送受信な可能な状態)すれば,すぐに通信できる。 一方のダイナミック設定では,装置間でネゴシエーションして束ねるポートのグループを作成する。装置間のネゴシエーションには,LACP(Link Aggregation Control Protocol

  • リンク・アグリゲーションの条件と使い方(上)――LAN構築のテクニック:ITpro

    回線の帯域を増強させる方法の一つに,ネットワーク機器間をつなぐ回線の数を増やして論理的に一つの太い回線として扱う方法がある。この機能を「リンク・アグリゲーション」と呼ぶ。リンク・アグリゲーションを実施するにはいくつか条件がある。また設定方法には,手動でポート同士をグループ化するスタティック設定と,手動の設定に加え装置同士のネゴシエーションが必要になるダイナミック設定がある。リンク・アグリゲーションを使うことで,広帯域化に加えて冗長化も可能になる。ある1の回線が障害によりダウンしたときに,束ねている残りの回線でフレームの送受信を維持できるからだ。 リンク・アグリゲーションはIEEE802.3adで標準化されている技術であるが,装置間のトラフィックを束ねた回線に振り分ける負荷分散の方式などは機器ベンダーによってサポートする仕様が異なる。負荷分散アルゴリズムについては,規格上は具体的に定められ

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