ビーチバレー女子の坂口佳穂選手(24)は、性的な画像を無断で撮影、拡散される問題に関して「嫌な思いをする子が少しでも減ったら」と、現役トップクラスの選手の1人ながら自身の被害を告白した意図を2020年10月、インタビューで明らかにした。「問題を認知してもらって、会場とかでもそういう人を見たら声を掛けるなど、そういう輪ができていけば」と、若い世代として声を上げると同時に、周囲への理解やサポートの重要性を指摘した。(共同通信=鎌田理沙) ▽声上げたきっかけ ―今回は、インタビューに快く応じていただきましたね。 自分も嫌だなって、思っていたことだったので。諦め半分だったのですが、もう一回考える機会になりました。私たちの世代だけじゃなくて、学生たちも標的になってきていて、嫌な思いをする子が少しでも減ったらなと思いました。そのためにも発信していけたらと。 ―坂口さんが、被害に遭っていると気付いたのは
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