ユマニチュードとは「人間らしさを取り戻す」ことを意味するフランス語で、フランス発祥の認知症のケア技法のことです。「人間らしさと優しさに基づいた認知症ケア」を表現する言葉として、日本でも注目を集めている考え方です。 ご自身のご家族の介護で悩んでいる人もそうではない方も、この考え方に触れてみると、介護「する人」と「される人」の双方が人間らしく寄り添うことの大切さが見えてくるはずです。 ユマニチュードとは、平等・友愛の精神を大事にする「優しさ」のケアを表す言葉であり、人間らしさを形にした介護のことです。 ユマニチュードはフランスで生まれたケア技法 1979年、フランスの体育学専門家、イヴ・ジネスト氏とロゼット・マレスコッティ氏の2人が考案した技法が「ユマニチュード」です。看護や介護現場で「うまくいくケアと、いかないケアの違いとは何か?」を丁寧に観察することによって考案されました。 認知機能が低下
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