学校・習い事・受験勉強……子どもたちを取り巻く学びの環境には選択肢が無数にあり、多様な情報が世界中から次々と入ってくる時代、親はその中から子どもに少しでも多くの経験をさせ、視野を広げたいと考えるものでしょう。 「『ゲーム理論』小学生でもわかる学問の深い本質」(1月19日配信)に続いて、『雷神と心が読めるヘンなタネ』の著者でカリフォルニア大学バークレー校准教授の鎌田雄一郎さんと、近著に『子育ての「選択」大全』などがある教育ジャーナリストのおおたとしまささんが、ゲーム理論について語り合いました。 自分の行動・思考をふりかえる力を身につける おおたとしまさ(以下、おおた):ゲーム理論は数式で表す、ということなのですが、算数を学んでいるような段階の子どもたちでも使って考えることができるようになると言っていいのでしょうか? 数学をまだ学んでいない小学生はゲーム理論をどう受け取るのでしょう? 鎌田雄一
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