横浜市鶴見区の川で昨年12月、酒に酔った専門学校生が暴行を受けた後、放置され死亡した事件で、保護責任者遺棄致死容疑などで逮捕された友人の高校生らが、飲酒が発覚するとまずいと話し合い、放置したまま立ち去ったと供述していることが、神奈川県警への取材でわかった。 発表によると、いずれも同区に住む17歳の男子高校生3人は昨年12月23日午前0時~6時40分頃、鶴見川の護岸で同区に住んでいた専門学校生山口亘さん(17)と一緒に酒を飲んでいた際、酔って寝込んだ山口さんをたたいたり、川に落としては引き上げたりする暴行を繰り返し、ぐったりしている山口さんを護岸に放置し死亡させた疑い。 山口さんは1月7日、鶴見川で遺体で見つかり、溺死と判明。県警は3人が現場を離れた後、意識がもうろうとしていた山口さんが、歩こうとして川に落ちた可能性が高いとみている。 3人は暴行について「最初は起こすためだった」と供述。山口