ギリシャの首都アテネのハリス・ドゥ―カス市長(2024年1月23日撮影)。(c)Angelos TZORTZINIS/AFP 【8月5日 AFP】ギリシャで3日、反ユダヤ主義の落書きをめぐり、イスラエルのノアム・カッツ駐ギリシャ大使と首都アテネのハリス・ドゥ―カス市長が対立した。 カッツ大使は3月付の日刊紙カティメリニに掲載されたコメントで、ドゥーカス市長が反ユダヤ主義の落書きをする「組織化された少数派」に対して行動を起こしていないため、イスラエル人観光客はアテネで「居心地の悪さ」を感じていると述べた。 中道左派「全ギリシャ社会主義運動・変革運動(PASOK-KINAL)」所属のドゥーカス市長は数時間以内にX(旧ツイッター)で、「われわれは暴力と人種差別に強く反対する姿勢を示してきた。民間人殺し(イスラエル人)に民主主義を説かれる筋合いはない」と反論。 「民主主義国家の首都アテネは、訪問客
