2019年9月14日・22日の両日、「渋谷からガラスの壁を壊そう! スポーツとジェンダーの平等」が渋谷区文化総合センター大和田で開催されました。オリンピック憲章にある「性別、性的指向による差別の禁止」に着目した本イベント。同性愛者の現役アスリートやジェンダー論の研究者などを講師に招き、スポーツ界におけるジェンダー課題の現状と未来像などを語りました。このパートでは、スフィーダ世田谷FCの下山田志帆選手が、同性愛者であることをカミングアウトするまでの経緯やその後の周囲の反応などを明かします。 日本で唯一、同性愛者をカミングアウトした現役アスリート 野口亜弥氏(以下、野口):じゃあさっそく下山田さんに自己紹介からしていただきましょう。よろしくお願いします。 下山田志帆氏(以下、下山田):みなさん、こんにちは。 参加者一同:こんにちは。 下山田:女子サッカー選手をしております。下山田志帆と申します
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