明けましておめでとうございます。電通CDCの尾上です。 年が明けて、「今年は○○周年!派手にやりましょう、ガハハハ!」なんて話がそこかしこで発生していることかと思います。 周年事業は、その商品や会社が長いこと愛されてきたことをアピールできますし、分かりやすいので各所から予算も集まりやすい。 周年はお祭りです。 でも、ちょっと待てよ。と。 そもそも周年って、消費者からしたらあまり関係ない。 隣人が、わたし30歳になりました。とか言ってきても、あ、はい、としか言えない。隣人でさえもなんだから、広告はなおのこと。 といったことに気づけたきっかけが、かまぼこ900周年事業「KAMABOKO ROAD TO 1000」でした。 かまぼこがバズったとして、どうなるの? クライアントは、全国かまぼこ連合会(全かま連)。 「平安時代に藤原氏の文献にかまぼこが初めて登場したのが1115年、今年は900周年な