本記事は「WebAssembly連載」の第2回目の記事です。 皆さんこんにちは。虎の穴ラボのY.Fです。 結構昔の記事ですが、以下のような記事を出していました。 toranoana-lab.hatenablog.com この記事では、WebAssemblyでブロック崩しを作ることを主眼に、各ツールの紹介や、実装の紹介をしてきました。 一方で、具体的によりWeb周りのAPIをWebAssemblyからどのように扱うかについては紹介していなかったと思うので、今回の記事では、改めてまとめてみようと思います。 利用技術 Rust 1.65.0 wasm-bindgen 最新版 JavaScriptとRust(WebAssembly)とのデータ等のやり取りを簡単にしてくれるクレート(ライブラリ) web-sys最新版 RustからDOM APIを呼び出すためのライブラリ wasm-pack 最新版