繁華街のガードレールに腰をかけてマンガのネームを切ることもあるという真鍋昌平氏。いつかどこかの街で、こうしてマンガを描いている彼を見かけることがあるかもしれない 10日で5割の利息、通称“トゴ”の違法闇金業者を主人公に、金に振り回される人間の哀しさや愚かさ、格差社会の闇を描いた人気コミック『闇金ウシジマくん』。その直視しがたいほどのリアルさに、映像化は困難だと思われていた同作品だったが、一昨年の2010年に奇跡のテレビドラマ化。さらに、劇場用映画が現在全国で公開中! 今回はそんな映画版『闇金ウシジマくん』公開記念として、原作者の真鍋昌平氏に映画のこぼれ話やマンガの裏話などを伺った。 *** ―今回の映画では、AKB48の大島優子さんが重要な役どころで出演されていますが、彼女の演技は、どうご覧になりましたか? 真鍋 うまい、と思いました。本当にいそうじゃないですか、ああいう感じのコ。状況とか