今回のテーマは、いま若者たちの間で人気を集める「恋愛ゲーム」。大学生たちにも、ハマっている者が多くいるのだという。なぜ、彼らは現実世界の恋愛ではなく、バーチャルな恋愛に走るのか。その魅力と危うさについて、法政大学の学生たちが取材した。 ≪女子のホンネ 「彼氏が熱中するのはイヤ」≫ バーチャルな世界で恋をする男性はリアルな世界に生きる同年代の女子学生たちにどう受け止められているか。ホンネを聞いてみた。 インタビューに応じてくれたのは3人。初めは「オタクっぽい」「苦手」という批判的な声が多く上がった。しかし実際にゲームを触ってもらうと「ハマりそう!」や「かわいい!」というポジティブな声も聞こえるようになった。現在の恋愛ゲームは彼女たちの想像をはるかに超えていたようである。 彼女たちが一番驚いていたのはその設定のリアルさである。そのうちの1人は「ゲームみたいな出会いが実際にあってほしい」