作成時には耐久性を十分に考慮する必要がある。できる限りダブル構造の段ボールを使用し、通気性を保つためガムテープではなくテーピング用などの通気性を持つテープの使用が望ましい。また、水分により底部が最も劣化しやすいので、段ボールや新聞紙などの透湿性のあるもので補強する。 保水性があり、かつ空気(酸素)を抱き込める素材が利用される。入手が容易である点からココピートやオガコ(屑)がよく利用されている。廃棄物を再利用する観点から、無料又は安価に手に入る場合はおがくず、わらなどで代用することもできる。堆肥化の際にはpHを9程度に保つのが望ましいため、酸性を低減する目的でもみ殻燻炭、竹炭などを混入することも多い。若干取り扱いにくいが、腐葉土の利用も可能である。腐葉土には豊富に好気性土壌微生物が付着しており、これを活用すると作成初期の分解を早めることができる。したがって、のこくずにココピート繊維ないし腐葉