人間の脳は、後で大きなご褒美があると分かっていても、目の前にある利益に手を出してしまう習性があります。買い過ぎたり、食べ過ぎたり、体に良くないものを食べてしまったりするのも、残念ながらこの習性のせいです。 米サイエンス誌「Scientific American」では、つい手が伸びそうになった時は5分待つだけで我慢できるようになると言っています。 チョコレートを食べそうになったり、高価なネックレスを買いそうになったり...他にも後悔しそうな馬鹿な行為をしたくなった時は、たった5分待つだけで、かなりその気が失せます。ほんの少し時間を遅らせるだけで冷静になり、長期的な視点で健康や経済的なメリットについて考えられるようになります。 同じように、自分にとって価値のない悪い「習慣」を止めるには、実践するのを少し遅らせてみるのも効果的だそうです。衝動買いを防ぐための「自問自答10秒ルール」を以前にも紹介