こんにちは。メンタルトレーナーの森川陽太郎です。 前回は「ポジティブでいようとするほど自信を失うメカニズム」として、自ら限界を決めて、自分の能力をはっきりさせることの大切さをお伝えしました。今回はその「能力」に関して、もう少し深く見ていきましょう。 いきなりですが、みなさんは自分を「天才型」だと思いますか? それとも「努力型」だと思いますか? おそらく圧倒的に「努力型」と答える人が多いのでは。これには、日本人の気質として「努力」に重きを置く傾向が関係しています。「過程を大切にする」ことが文化のひとつのようになっているためでしょう。少なくとも、今まで私のもとにメンタルトレーニングを受けに来たビジネスマンやアスリートは、100%の確率で「天才ではない」と答えていました。ただ、私は彼らにまったく逆のことを考えるようにアドバイスしています。つまり、天才であることを認識してもらうのです。 日本人は「