全国初(*)となる窓口での手数料QRコード決済、採用時のWEB面接(前年度比約30倍の応募)、LINE@を使った道路の損傷通報システムなど、先進的な取り組みが注目される大阪府四條畷市。同市の改革を牽引するのが、市長である東修平さん(30)と、2017年10月に副市長に着任した林有理さん(38)だ。「まずは市役所の組織変革から」ーー林副市長、着任1年半を追った。 [関連記事]元外務省職員、28歳で市長へ。地方から日本を変える、最年少市長の挑戦 11年ぶりに転入増へ。大阪府四條畷市の取り組み 人口減少に悩む地方、全国の市町村にとって「大阪府四條畷市」は新たなロールモデルとなるかもしれない。 全国的な傾向と同様、これまで人口減が深刻な課題となっていた同市に、改善の兆しが見え始め、11年ぶりの転入増となった。 副市長である林有理さんはこう語る。 「四條畷市の人口流出は年々少なくなってきています。東