小山内博先生は、財団法人・労働科学研究所の元所長で、予防医学の第一人者でした。 住友スリーエム、農林中金庫、キリンビールなどで産業医を務めたりもしていました。 日本は朝食信仰の国です。 「朝食は一日の活力源」と洗脳されていますが、果たしてそうでしょうか? 朝ごはんをしっかり食べているのは、日本人くらいなもので、 欧米の朝は、コーヒー一杯にパン一枚程度が普通だそうです。 イタリアの朝は、コーヒー一杯にビスケット一枚程度だそうです。 日本人は欧米諸国と比べると圧倒的に胃癌が多いのですが、 その理由の一つとして、食後すぐの労働が考えられます。 食後すぐの労働が消化活動を妨げ、胃腸を傷つけるのです。 日本では「食べてすぐ寝ると牛になる」という言い伝えがありますが、 これは農耕時代の支配者が被支配者に働かせるための言い分に過ぎません。 「食べてすぐ寝ると牛になる」という言葉は、 牛を飼育するための教