福岡県は3日、伝統の夏祭り「博多祇園山笠」に参加した締め込み姿の女児の尻を撮影したとして、県迷惑行為防止条例違反の疑いで書類送検された総務部の男性職員(35)を、停職6カ月の懲戒処分にした。 県によると、男性職員は昨年7月、女児をスマートフォンで撮影したとして現場にいた警察官から事情聴取を受けた。昨年11月に書類送検され、同12月に起訴猶予処分となった。男性職員は県の調査に対し、「山笠も女児を見るのも好きだった」と話した。 県はほかに、家電量販店でパソコンの付属品を盗んだ県土整備部の男性職員(49)を停職5カ月に、通勤中に車で通行人をはね、救護措置をせずに現場を離れた建築都市部の男性職員(29)を停職1カ月にした。