データの長期保存にはマイクロ+光ディスクを-国際規格誕生 2009年6月,国際標準化機構(ISO)から,デジタルデータを長期的に保存するための国際規格として,ISO 11506:2009“Document management applications — Archiving of electronic data — Computer output microform (COM) / Computer output laser disc (COLD)”が刊行された。 この規格では,「長期(long term)」を100年以上と規定し,デジタルデータの真正性,アクセス可能性,有用性,見読性及び信頼性を長期的に保証するための保存技術として,コンピュータ出力で作成するマイクロフォーム(COM)及びコンピュータ出力で作成する光ディスク(COLD)への並行記録を推奨している。保存対象となるデータは,