シン・ジエが優勝し、新鋭イ・ジョンウン6が躍動するなど韓国人選手の活躍が目立った「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」。彼女たちのスウィングを統計学的データ分析の専門家であるゴウ・タナカが徹底分析した。 鈴木愛は構えてから打つまでに「1秒」時間がかかっていたサロンパスカップはイ・ジョンウン6が来日、現在日本の賞金ランキング1位の鈴木愛選手と優勝争いを演じ、盛り上がった。最終日にスコアを崩したイ・ジョンウン6に対し、スコアを伸ばした鈴木の優勝かと思われたが、17番の圧巻イーグルで、同じく優勝争いをしていたイ・ジョンウン6も憧れるシン・ジエに奪われる結果となった。 パーオン率が59.7%とやや低い中で、平均パット数28.00は、普段の彼女の水準と比べると悪い(注:パーオン率が低いほど、平均パット数は少なくなりやすい)。パットがもっと決まっていれば簡単に勝てていた試合だった。