マスターズ最終日、ジャスティン・ローズとの激闘を制し、メジャー初制覇を遂げたセルヒオ・ガルシア。19歳で‟神の子”と呼ばれたガルシアは、現在37歳。メジャータイトルを獲得するまでには長い道のりだった。これまでのゴルフ人生を振り返ってみよう。 プロデビュー年の「全米プロ」で2位となり、世界中の注目を浴びたスペイン出身のセルヒオ・ガルシアは1999年「マスターズ」で当時19歳のアマチュアながら38位となり、ローアマチュア(アマチュア最高成績)を獲得した。その直後にプロに転向したガルシアは、欧州ツアー「マーフィーズ・アイリッシュオープン」でツアー初優勝を飾ると、プロとして初めて出場したメジャー大会「全米プロ」でタイガー・ウッズと一打差の2位になった。 1999年「全米プロ」で首位タイガーと一打差の2位でフィニッシュ 当時絶好調だったタイガーに肉薄する活躍を見せた19歳・ガルシアに、世界中のゴルフ