ウナギを焼く専門店店員。土用の丑の日を前に客足も伸びている(7月18日、東京都目黒区の専門店「八ツ目や にしむら目黒店」で)=松井亮佑撮影 25日は土用の 丑 ( うし ) の日。 今年はウナギが少し、安く食べられそうだ。養殖用の稚魚漁が昨期より好調で、ウナギの卸売価格が約1割下がり、店頭での値下げも相次いでいる。ただ、乱獲の懸念は根強く、今後も値下がりが続くかは不透明だ。 東京都目黒区のウナギ専門店「八ツ目や にしむら目黒店」は今年のかば焼きを、大串2200円、中串1800円にした。昨年よりも200円値下げして、おととしの価格に戻した。 それでも約5年前より400円ほど高いが、客足は好調だ。店主の松本清さん(55)は「まだ高い状態。本当はもっとお手頃に食べてほしいが……」と話した。 コンビニ大手のファミリーマートは土用の丑の日に合わせて、21日から販売する「鹿児島県産うなぎ 蒲焼 ( か