横綱稀勢の里が16日、都内で引退会見を開き、「私の…土俵人生において、一片の悔いもございません」と涙をにじませ、引退決意の思いを語った。この「一片の悔いもない」という言葉は、大人気漫画「北斗の拳」のキャラクター・ラオウの名セリフ「我が生涯に一片の悔いなし」をファンに彷彿させたようで、ネットでも即話題となった。 【写真】「一片の悔いなし」ラオウ化粧まわしに込められた稀勢の情熱 稀勢の里は実際に「ラオウ」の化粧まわしをつけたこともあった。17年の夏場所で長兄・ラオウを稀勢の里が、次兄・トキの化粧まわしを松鳳山、末弟で主人公・ケンシロウを太刀持ちの高安が着用し、話題を呼んだ。稀勢の里は当時、この化粧まわしを贈呈した社のHPで「自分の性格的にはラオウ。孤独で強い。先代の鳴戸親方からも『孤独にならないと強くなれない』と言われていました」と、ラオウを選んだ理由を語り、ラオウの生き方と自分を重ねるコメン
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