仕事に追われ、慌ただしい日々を過ごし、毎日の食事は二の次。 現代社会に、とりわけ、都会に生きる人たちにとって、それは日常である。 安いから、早いから、食べたいから。 日々の食べ物を選ぶ基準は、実にシンプル。 コンビニで買った弁当やカップ麺で済ましたり、栄養の偏った好きなものだけを食べたり。 ついつい、”食”や”健康”の優先順位が後回しにされがちだ。 しかし、少し止まって考えてみてほしい。 今日食べたものが、10年後の自分のカラダをつくっているとしたら。 あなたは自信をもって、「健康でいられる」と答えられるだろうか。 今回、紹介したいのは、フォトグラファー/ディレクターMIHOさん。 フランス・パリを中心に広告や雑誌の写真を収めつつ、フードマガジン『saji』の出版や食にまつわる様々なイベント・ワークショップを手がけている。 今でこそ食を中心とした活動をおこなっているが、多くの人がそうである