主婦から転身、カリスマ駅弁販売員 生活感覚生かし奮闘(1/2ページ)2008年11月17日15時4分印刷ソーシャルブックマーク 自ら食べた駅弁の味をお客に伝える三浦由紀江さん=さいたま市のJR大宮駅 JR大宮駅(さいたま市)の駅弁店で働く三浦由紀江さん(54)は「カリスマ販売員」と呼ばれる。11年前に主婦からアルバイト店員になって以来、持ち前の明るさを生かして担当した店の売り上げを軒並み伸ばしてきた。「主婦感覚」と「会話するような親しみやすい接客」を大切にしている。 「私、これ食べてみたんですけど、ピリ辛でとってもおいしいんですよ」 JR大宮駅の売店「旨囲門(うまいもん)」で、駅弁選びに迷っている老夫婦を見かけた三浦さんは、笑顔ですかさず声をかけた。勧めたのは、新発売の牛肉弁当。「悩んでいるお客様のタイプを見極めたうえで、絶妙なタイミングと距離感で声をかけるのが大事なんです」と話す。 大学