断っておくが、上に紹介したのは決して珍しい光景ではない。もちろん、車が右側を走る欧米で撮影したのでもない。日本でしょっちゅう遭遇する光景である。 その中でも、極めつけと言えるのは、これだ。↓ 「信じられないが、本当だ」 と言いたくなる光景である。追い越し車線はさながら芋洗い状態で、車間距離なんて、ぞっとするような短さだ。一転して左車線を見れば、見事なまでに 「ガラガラ」! それでも、見ていると車は右へ右へと移動するのである。悲しい習性だ。 ちなみに、この写真を撮った後、私はさっさと左側車線に戻り、さながら 「専用車線」 を走るように、スイスイと団子状態を抜けたことは言うまでもない。ちゃんと出口があるのに、誰もそこを通ろうとしない不思議な混雑は、あっという間に後ろに取り残された。 思うようなスピードが出せない上に、車間距離も狭く、危険この上ない右側車線にひしめくのと、ガラガラに空いた