市場調査会社Ipsos Insightが4月18日発表した調査によれば、携帯電話からのネット利用は一部の国でPCをしのぐ勢いで伸びている。 世界の携帯電話ユーザーのうち、インターネットを閲覧したことがあるのは28%。2004年末の25%と比べてやや上昇した。この伸びは35歳以上のユーザーがけん引しているという。 世界の多くの国で無線機器からのインターネット閲覧が堅調に伸び、特にフランスと英国で大きく増加。日本でも急成長が続き、携帯電話でネットを閲覧するユーザーは成人10人のうち4人に増えた。これは2003年に比べて倍に当たる。 一方、米国やカナダでは横ばいの状況で、外出先でのインターネット用プラットフォームとしてはノートPCの方が浮上しているようだという。