トルコはパレスチナ自治区ガザの死者を悼む3日間の服喪を宣言した。一方、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン首相は22日、ガザの紛争の犠牲者との連帯を示すためにパレスチナのストールを肩にかけて国会に臨み、間近に思えたイスラエルとの和解への期待を打ち砕いた。 今年に入ってからというもの、エルドアン氏を含めたトルコ、イスラエル両国の有力者は、2011年に格下げされた両国外交関係の全面正常化は決まったも同然だと示唆してきた。 だが、トルコがイスラエルによるガザ攻撃を痛烈に非難したことから、イスラエル沖のガス田とトルコを結ぶガスパイプラインに関するエネルギー協力への道を開いた関係改善は議題から消え去った。 トルコとイスラエル、外交関係正常化への努力も水の泡 エルドアン氏は22日、来月の大統領選挙を前に首相として最後の国会演説になると語った演説で、同氏の政敵はイスラエルに従属し、国際的な陰謀に加
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