英国での旅客機を狙ったテロ未遂事件に伴い、主要空港のセキュリティが着実に強化されつつある。問題は、保安部が捜しているものが具体的に何であるかが判りづらいことだ。液体爆弾を恐れ、各国政府とも乗客が機内に液体を持ち込むことを規制している。しかし、空港の保安担当者が本当に求めているのはリップグロスや香水、ヘアスプレーではないはずだ。 IDG News Serviceの記事によると、Guardian Technologies International(本社バージニア州ハーンドン)の画像解析ソフトウェア「PinPoint」は、アルゴリズムを使い、液体爆弾と非爆発物とを判別できるという。PCに接続して従来のX線機器ととともに利用可能な同技術は、米運輸保安局(TSA)が採用を検討している。 現在空港で使用されているX線技術は物質の密度を測定することしかできないため、爆発物と手荷物のシャンプーとを区別し
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く